食物アレルギー

食物アレルギーの子供と学校給食について、またまたNHKネタ。

食物アレルギーの子供のまわりで、
いかにどれだけの人が苦労してるかってコトが、
よぉ〜くわかった。

毎日学校の給食献立表を見て、
食べられないモノを他で代用し、外見を正規の給食と似せて作り、
少しでも温かいモノを食べさせたい、と、
お昼前に毎日学校までお弁当配達する、お母さん。
立派です。。。そう簡単に真似できるコトやない。

市町村でアレルギー対策をしているトコロは、
調理室の傍らで、家庭用なべを使って、
個別に食べられない食材を除いて給食を作っていたり。

ある市の学校給食センターでは、
他の食材と混同しないように、
アレルギーの子供のための特別な調理室を設けている。
食べられないモノを排除していくと、
食べれるモノが極端に減ってしまうコトを考慮して、
正規の給食と外見を似せた給食作りを個別で行っている。
例えば、正規の給食が卵を使ったオムレツなら、
ジャガイモとカボチャを使って、
外見は似ているけれど卵を使わない献立、とかね。

そりゃ毎日お家で頑張るお母さんも大変やけど、
人様のお子さんの命にかかわる問題を、
市町村ぐるみで取り組むには、結構な配慮がいるんやろなぁ。

もちろん、食物アレルギーに関して理解ある人ばかりでなく、
弁当持参を検討していたのに、
食中毒の疑いがあるから弁当はダメ、と言われたり。
食物アレルギーの子供に対して、
「早く食べれるようになろうね。」なんて言うのは、
無神経すぎ。

私自身、アレルギー持ちで、
幼稚園に通っていた頃は、クラスで一人だけお弁当だった。
牛乳、卵、大豆・・・あの頃はいろいろと制限があって、
母親は私と弟をかかえ、食事を作るにも一苦労。
しかも二人揃ってアトピーまで持ってたんだから、たまったもんじゃない。
体を洗う石鹸を買うにしたって、
どこか遠い薬局まで行って、刺激の弱い高価な石鹸を買ってきてくれた。
あまり確かな記憶がないから、覚えているコトといえばそれぐらいだけれど、
本棚には、母親が毎日つけていた、私たちの食事日記があって、
それだけ見ても、母親の苦労がちょっぴり分かる。

赤ん坊の頃の私は、アトピー絶頂期で、
ほっぺたはいつもグチュグチュにただれていたんだそうだ。
そのせいで、頬ずりができなかったと、嘆いていた。
そんな私も、その跡形を一つも残さず、
キレイな肌を持ってここまで成長できました。

マミーの苦労に感謝です。ホントに。
ありがとう。