今回、ほんの思いつきで帰省したけれど、
これからの焦りてのは、そう簡単に解決の糸口をつかむコトができなかった。
ただ、違った「信じる」コトに、少し前向きになれた気がする。

ある友人が、どこかへ行ってしまうんじゃないかと感じていた。
人の良いトコロを見つけるのが上手くて、
自分を「こんなん」という私に、飽きもせずに訂正し続けて、
何かあれば、泣きながらの話に付き合ってくれたりする、
そんな、動物に例えれば犬の男友達。(笑)

横浜に住むその彼は、
最近、今までにも増してピタリと合う女の子を見つけ、
幸せに、悩みながら、生活している。

もちろん、私は彼の幸せを願う。

ただ、異常な程に二人の世界を望む彼は、
私なんかのこと、もう消してしまいたいのかな、なんて、
邪魔になる前に、自分から消えてしまおうと、
今まで使っていたweb日記を、閉鎖した。

でもね、ちょっと気づいたんよ。
友達てのは、形じゃないんだって。

私の信頼する、あるお姉様は、
一つ年上の友達を、白血病で亡くした。
その友達は、旦那さんに愛に愛され尽くされて、結婚した人で、
3歳の男の子と、待望の女の子を出産した2週間後、
白血病であるコトがわかった。

お姉様は、友達の旦那さんに、
もし良かったら、これからの二人のお子さんの成長を、
年1回の年賀状でいいから、見せてくれないか、と頼んだ。
二人の誕生日には、旦那さんの了承を得て、
誕生日カードを毎年送り続けている。
上の男の子は今春小学校へ入学したそう。

なんで彼女がこんなコトしてるのか。
彼女は、亡くなった友達と、ずっと友達であるから。
そしてまた、二人のお子さんに、
「肉親以外にも、お母さんのコトを知っている人が、ここにいるんだよ。」
と、伝え続けていきたいから。

一時期、「いなくなる」コト、人間てのは、いつか必ず「消える」コト、
私が生きていく間に、近くにいた人が、いなくなるコトを知って、
ものすごく、それを悲しんだ。
でもね、形やないんよ。

もし、彼が大好きな交際相手のコトしか考えられなくて、
会うコトもない、連絡もない、メッセもしない、
そんな状態になっても、(今がそんな状態やけど)
「友達終わり」じゃないんよ。
てかね、「友達終わり」にしたくないんよ。

それでなくても友達作りへたくそな私だから、
もうこれ以上、友達失うコトは、イヤなんよ。
「場所で繋がっているわけぢゃないから。」
そう言ってくれたでしょ。
そうだよ、繋がりて、場所やないし、電話線でも電波でもない。
心で繋がってたんでしょ!?

彼が高校時代、大学時代、全ての異性の連絡先を消して、
二人だけの世界を望み、
私と二度と繋がりを感じてくれなくても、
私は信じたいよ。
私は信じるよ。

時間てのは残酷にも、止まるコトなく流れていく。
その中で、変わらないモノなんて何もないんだ。
周りは変わっていく。自分さえも変わっていく。
でも、もし変わらないモノがあるとするなら、
それはきっと、「永遠」
自分の中で貫く、「永遠」

あのね、少し頑張ってみようと思うんだ。
君がみんなの連絡先を削除しても、
携帯電話を真っ二つにしても、
私は、そんなあなたの変化をも、信じたいよ。
それは変化じゃないのかもしれない、今まで見えなかっただけなのかもしれない。
でもね、私は信じたいよ。

今まで「信じられない」奴だったけれど、
信じるよ。
君がずっと私を肯定してきてくれた分、
私が君を肯定するよ。
私が信じるよ。
心の繋がりを信じるよ。
そんな奴が、ここにいるんだよ。

受け身だった殻を、捨てていこう。

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